最高のサフランを育てるには適切な土壌と気候が不可欠です。

特に日本の黒ボク土（火山性土壌）は、肥沃で地質学的に若く、世界最高峰の土壌と言われています。

この黒ボク土や、山に囲まれた独特の地形と清らかな水といった恵まれた環境がAkaitoサフラン^®の特性を生み出しています。

栄養価に富み、透水性や保水性も良い黒ボク土は、九州地区にひろく分布していますが、世界的に見るとその分布は全陸域の1％未満であり稀少であることがわかります。

活発な火山活動によってできた山地や、川の流れによってつくられた大地など、変化に富む独特の地形と世界最高峰といわれる土壌、そして適切な日照時間や気温の変化など、これほどサフランの栽培に適した場所は世界中を探しても他に類を見ません。

この稀有な環境に対して、私たちは、自然との調和や共生という意識を強くもって向き合っています。私たちは、科学的な肥料や農薬を一切使用しませんが、その理由は食の安全という観点はもちろんのこと、周辺の環境に悪影響を与えずに自然がもたらす恩恵を将来の世代に引き継いでいくためでもあるのです。

AKAITOテロワール(30年平均データ)

• 場所: 九州
• ⼟壌: 黒ボク⼟ (Andosol)
• 標⾼: 270 m
• 分類：湿潤亜熱帯、ケッペン・ガイガーCfa
• 気圧: 1,013.7 hPa
• 降⽔⽇: 8 - 12 ⽇/⽉
• 降⽔量: 1,727.0 mm/年
• 降雪深度: 1 cm/年
• ⽇照時間: 1,992.4 h/年
• 年間⽇射量: 13.2 MJ/㎡
• 温度:最⾼ 21.1℃、最低 12.8℃、平均 16.8℃
• 蒸気圧: 14.9 hPa
• 相対湿度: 69%
• ⾵向・⾵速: 2.6 m/s 南から